なぞ資格の考察

桜は嬉しいんですが、観桜のアイテムとして、マスクは欠かせません。
マスクの下は、鼻にテッシュ！マスク習慣がまだ残っていてヨカッタ！



さて、桜とは全く関係のない話ですが、世の中には様々な資格がありまして。
昨年12月から、ドローン操縦の国家資格「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」が、開始されました。 
この資格がないと、ドローンを操縦できないわけではないですが（飛行場所や方法によっては資格なしで操縦可能）、資格がある方が操縦範囲が格段に増える、ということになります。 
後から出来た資格のために操縦ができなくなった！と、お怒りの声も聞こえてきますが、ドローン操作を誤って、人や物に危害を加えてしまうことがあっては大変ですからね。

「資格がないとどうすることもできない」 最も身近な資格と言えば、自動車の運転免許。 
成人の6割近くが取得している資格です。 
「若者の運転離れ」が話題になっていましたが、免許取得率はむしろ上昇していて、免許はあるものの運転機会が少ないだけだそうです。
よって、マイカー取得率は低下。マイカーよりレンタカーやカーシェアの利用率の方が高い地域もあり、ライフスタイルは変わってきていますね。 
 
資格がないと従事してはだめな必須資格もあれば、この分野に詳しいですよ！を証明するための認定資格や、活用方法を全く見いだせない謎の資格もあり。 
せっかくなので、ネタになりそうな、おもしろ資格を調べてみました。 
 

■箸検定 
日本箸文化協会の認定資格で、箸文化の普及活動を行なえます。 
ベーシック、シニア、協会認定箸講師と、3ステップもあり、お箸の世界の奥深さを物語っています…。 
和食ブームが世界に広がってるので、外国人観光客に向けて、講座を開いてもおもしろいかもしれませんね。 
ちなみに私は、めちゃくちゃキレイに魚を食べられるので、お箸使いには自信があります！ 
 

■余暇開発士（余暇生活相談員） 
この資格は持っていませんが、充分に余暇を楽しめている私は、認定してもらえますかね？ 
資格内容は、余暇の生かし方について相談・指導をするのだそうです。 
余暇の過ごし方を、他人に相談する人がいるんだ～と、資格があること以上に驚き。 
 
 
■お好み焼き検定 
ご想像通り、お好み焼き検定の発祥の地は、大阪です。 
お好み焼きを深く知るための検定で、初級と上級があります。 
実技はなく、選択式、穴埋め、記述問題の3種類。 
「実技が全て」そうな検定なのに、実技がないとは意外～。
受験のお土産として、お好みソースやお好み焼き粉等をいただけるので、おいしい資格として有名になったとか。 
お土産付き受験って、嬉しいですよね～（受けたくなった！） 
 
我が家のお好み焼きは、山芋を大量に使った、柔らかふわふわ系です。 
自家製の紅生姜も入れます。冬は柚子皮を入れて、香り付けをすることもあります。
ふんわり焼くために、お好み焼きを鉄板に押し付けずに、弱火でじっくりと火を入れています。
それが正しいのかどうか知らないけど、美味しい～（と思っている）
お好み焼き検定の勉強をしたら、今より美味しく作れるようになるかな？ 
 
 
■公認サンタクロース 
グリーンランド国際サンタクロース協会が認定する、本物のサンタクロースになるための資格。 
アジア人で唯一公認された「パラダイス山元さん」の特集番組を以前テレビで見ましたが、サンタさんになるのは想像以上に大変そうでした。 
 
まずサンタ試験を受ける条件として。 
・体重120キロ以上（日本人にはかなりハードルが高い！） 
・既婚者で子どもがいる 
・語学力と体力 
これらは必須条件になります。 
 
実技試験では、 
1，プレゼントが入った袋を持って走る 
2，はしごを登って煙突から暖炉に降りてプレゼントを置いてくる 
3，クッキーを大量に食べる 
トナカイは使わない＆プレゼントを渡したらクッキー返しをされる。設定なんですね。 
 
見事サンタ試験に合格しても、それからが大変。 
基本的には、無報酬の活動で、 
・クリスマスイブを家で過ごせない病院や施設の子供たちに、プレゼント配り。 
・年1回のサンタ会議に出席のため、デンマークへ。
これら全て自腹。 
 
これは「サンタになりた～い！」と、軽いノリで続けられる職業ではないですよね。 
あ、そもそも職業ではないか。 
 
パラダイス山元さんに続け！ で、どなたかサンタ試験にチャレンジしてみませんか？ 
私は、体重を2倍以上にすることは、不可能です…。 
 
ちなみに、現在公認サンタクロースは、世界で200名弱。 
もっと増えて、世界中の子供たちの元へ、サンタさんが訪れるといいな～。