株式会社グローバルゲート公式ブログ
こんにちは、株式会社グローバルゲートでサーバ管理をしているタカです。
休日には朝のウォーキングがてらに近くの喫茶店で読書をするのが日課になっていますが 、もう少し本を読むスピードを短縮できないのかといつも考えており、最近では速読に興味を持ちいろいろな書籍を読んでます。
先に結論から書くと速読とは「内容を素早く理解するための速読」のことです
速読といえば、よくネット広告などでページをパラパラとめくりビジネス書を1冊5分ほどで読めるようになると謳ってるのをよく見かけますが、普通に考えればそのようなことで本の内容が頭に入るわけがないですよね。
速読の基本は知識量です。
全く知識の無い本を速読することなんてできません。
事前に本の中身を知っていれば読むスピードも早くなり、もちろん素早く理解することもできます。
例えば読む1秒前に内容を知ることができたとしたら、それは全く新しい知識を読むことではないということです。1秒前だろうと、すでに事前情報として脳には認識されているので速読は可能となります。
然しながら、そんなこと本当にできるのか?という疑問があると思いますが、それを可能にするのが脳機能科学をつかった「読みながら先を読む」という方法です。
具体的な方法ですが、先ずみなさんは本を読むとき、どのように読んでいますか?
ほとんどの人は、一行一行、一文字一文字、目で追って読んでいると思いますが、先読みの方法は一行一行、目で追うのではなく二行目も意識するということです。
そもそも文字を読んでる時、読んでいる行だけが網膜に映っているわけではありません。
縦書きの文章なら読んでいる行を中心に左右二,三行分は自然に視野に入ってきます。
しかも、ぼんやり視界に入っている状態ではなく単語も意味も把握することができるレベルで文章が入ってきます。
しかし、意識して文章を読んでる左右の行が気にならずに読めているって不思議だと思いませんか?
それは読んでいる以外の行の文字情報を脳が認識しないようにしているからです。
不要な情報は捨てるというのは脳機能の基本で、脳内細胞の活性化ネットワークでフィルターの役目を果たし、脳が不要と判断した情報を捨てます。
つまり、文字情報として脳内に入力されたものをわざわざ捨てているのです。
これを捨てずに、意識に上げるようにすれば、読む直前に「その知識を知る」ことができるわけです。
このようにすぐ隣の行を、先に読んでしまうのが「先読み」の基本であり、それほど難しくはありません。
これだけでも「きちんと内容を理解しながら素早く読める」ことができます。
先ほど「文章の先読み」について書きましたが、文章を先読みすることにより文章を抽象的にイメージ化することが容易になります。
抽象的なイメージ化は速読の力に直結し、論理の組み立てが速くできるようになります。
論理を組み立てるには当然文章を理解しなければできません。
「速く読むとは速く理解すること」これが速読の本質だと思っています。
速読が必要に思ったのは、貴重な資源である時間を短縮したかったのが理由です。
時間とは、誰もが平等に与えられている唯一のリソースであり、1日24時間と限られています。
この時間はお金では買うことができないので、限られた時間をうまく投資するためには文章を読む速度を上げる必要があると思っています。
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