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フォント(書体)の基本的な分類

株式会社グローバルゲートのモーリーです。 
 
明けましておめでとうございます。 
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。 
2023年も引き続き当ブログや当社サービスをよろしくお願い申し上げます。

さて、今回の記事では文字のかたち、つまりフォントの基礎知識についてご紹介したいと思います。 
フォントとはすなわち「文字のかたち」なのですが、文字はどこにでもあるもののため、案外注目されにくいものでもあります。 
しかしフォントの違いによって文章から受ける印象はまったく異なり、装飾性に優れたフォントはそれだけでロゴやデザインとして成立することもあります。
 
そんなフォントの基本的な分類についてご紹介します。

フォントの分類

フォントは大きく3種類に分けられます。 

明朝体(セリフ)

横方向が細く縦方向が太い、筆で書いた文字の雰囲気を残したフォントです。 
日本語は明朝体、英語はセリフ体と呼ばれることが多いです。 
 
繊細な印象で文字数が多くなっても圧迫感を感じにくいため、長い文章の本文に用いられることが多いです。 

ただしWebサイトの本文で用いると読みづらくなってしまうため、明朝体を用いるときはかなりフォントサイズを大きめにするか太字にして使用します。

ゴシック体(サンセリフ)

縦横の太さの差がなく、明朝体で見られるウロコがないフォントです。 
英語の場合はウロコのことを「セリフ」と呼ぶため、そのセリフが「ない」(フランス語で「sans」が「ない」を意味する)ということでサンセリフと呼ばれます。 

明朝体と比べて太く力強く見えるため、強調したい単語や文字をゴシック体にして用いるという使い方が多いです。

風の歌を聴け / 村上春樹  より

また、近年では明朝体とゴシック体、その他様々なフォントをあえて混在させることで、違和感や不安定さを表現するという使い方がよく見られるようになりました。

「僕だけがいない街」のタイトルは明朝体とゴシック体を混在させ、それぞれのフォントも写植のようなにじみを表現することで○○○○○の○○○○で○○○○○○になる○○○○の緊張感と○○への不安を表現しています(ネタバレ回避)

「フォニィ」のリリックビデオでは歌詞のフォントやサイズをあえてちぐはぐにすることでバランスを崩し、主人公のあやふやな存在感や不安定さを一層強調する名ムービーとなっています。

毛筆体(スクリプト) 

筆で書いた手書きのようなフォントで、文章の本文で用いられることは少なく、装飾的に用いられることが多いです。 
日本語の場合は年賀状、暑中見舞いなどが代表的な使用例です。

英語では万年筆で書いた筆記体のようなフォントが「スクリプト」と呼ばれ、曲線が華やかな印象を与えます。 

その他、上記の分類に属さない個性的なフォントも多数あります。 
このようなフォントは文章や見出しで使用するというより、装飾やロゴ、記号的な意味合いで使われることが多いでしょう。 

まとめ

ということで、今回は基本的なフォントの分類についてご紹介しました。

 Webサイトやバナー、チラシなどはもちろんのこと、パワーポイントによるビジネス向け資料などでもフォントの違いによって受ける印象は大きく異なります。
フォント選びに気を遣うことで売上や成約率アップにつながるかも?しれません。



フォントにこだわったWebサイト制作やフォントも簡単に設定できるCMS「WebChanger」の導入もぜひご検討ください。

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