株式会社グローバルゲート公式ブログ
こんにちは、株式会社グローバルゲートのモーリーです。
4月ということで、進学・就職・転職・引っ越しなど新しい環境での生活をスタートさせる方も多いと思います。
私達も今一度気分を新たに、これまで以上に価値あるサービスをお客様に提供していけるようにがんばりますので改めてよろしくお願いいたします。
さて、今回は注目のチャットAIであるChatGPTを仕事でどう使えばいいのか?についてご紹介したいと思います。
ChatGPTの概要と基本的な使い方についてはノーさんの記事をご参照ください。
どんな質問でもまるでなんでも知っているコンシェルジェのように回答してくれるChatGPTですが、遊びで使うのは面白いけど仕事ではどう使えばいいのか、思いつかない方も多いと思います。
面白い回答をさせるだけでも十分楽しめますが、やはりそれだけではもったいないでしょう。
※面白い回答の例
ということで、具体的な利用方法と逆にChatGPTが不得意なことについて、事例を交えてご紹介します。
ChatGPTは基本機能は無料で使うことができ、有料プランも月額20ドルと比較的安価ですので導入を検討する価値は十分あると思います。
参考になれば幸いです
文章を書くことは人によって得手不得手がはっきりと分かれる作業です。
200文字程度の文章をすらすらと書ける人もいれば、1時間考えても最初の一行さえ書けないという人もいます。
そこでChatGPTの出番です。
書いてほしい文章の条件を与えることで、希望に沿った文章を考えてくれます。
前提条件を具体的に定義するとよりよい結果が得られます。
5W1H(「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」)を意識するといいでしょう。
そんな創業(約)20年のCMS開発メーカーが開発したCMSがこちらです。
ChatGPTは海外生まれのサービスのため、忌み言葉(結婚式で使うべきではない言葉)など日本独自の風習を理解していない可能性があります。
生成された文章の見直しは必須で、アウトライン的に使うといいでしょう。
事務作業が多い方の場合、プログラムを書くことができれば日々の単純作業を効率化することができます。
たとえばエクセルならVBAが書けると日々のルーチンワークを一瞬で終わらせることができますし、使っているソフトによっては拡張機能やプラグインというかたちで機能を追加することもできるでしょう。
ただ、プログラムは経験がないとはじめの一行に何を書いたらいいかも分からないものです。
そんなときでもChatGPTに聞けば基本的なプログラムを出力してくれます。
そのChatGPTの回答をベースに調べたり処理を追加していけば、0から独習するよりもはるかに効率的にプログラムを完成させることができるでしょう。
VBA(Visual Basic for Applications)はExcelやWordなどのMicrosoft Officeのアプリケーションを操作することができるプログラミング言語です。
使いこなすと手動の作業を自動化することができ、非常に強力なのですが、独自の言語のため未経験の方が0から習得するには勉強が必要です。
ですがChatGPTはプログラムのコードも回答してくれますので、その出力結果を参考に書き換えて使えば未経験の言語でもすぐ使えるようになります。
VSCode(Visual Studio Code)はMicrosoftがリリースしている無料で使えるエディタです。
そのままでも高機能ですが、拡張機能をインストールすることでより便利に使うことができます。
拡張機能は自作できるのですが、おすすめの拡張機能の紹介はたくさん見つかるものの、自作する場合の日本語の情報はあまり多くありません。
ChatGPTは言語問わず様々な情報を学習データとして持っており、それを日本語で回答してくれるので日本語の情報が少ない質問でも高い精度で回答することができます。
誤字や脱字は自分では気付きにくいものです。
そこで入力した文章をChatGPTにコピペして誤字・脱字のチェックをお願いすることで、簡易の校正を行うことができます。
一風変わった使い方として、炎上リスクがないかどうかをチェックするということもできます。
以前書いた記事の文頭のテキストにわざと誤字を加えて確認をお願いしました。
私達も企業としてブログを運営していますので、炎上には十分注意を払っています。それでも書いた記事が不快な思いを与えてしまう可能性はゼロではありません。社内でチェックするにしても、年代や性別によって炎上要因は様々で、私達の常識が他の世代や性別の方にとっては非常に不快な表現であるということも珍しくありません。
ChatGPTはいわば第三者であるため、公平な立場で炎上リスクを判断することができます。
営業職では文章を考える機会が多くあります。
自分の頭で考えて心を込めた文面を手書きで…というのが一番望ましいのはもちろんなのですが、文才も必要で苦手な人にはなかなか難しいものです。
そんなときでも、前提条件をきちんと設定すれば営業職でも使える文章を生成することができます。
1対1の会話事例を出力したい場合、漫才師のネタでよくある「俺○○やるからお前□□やってや」をイメージするといいでしょう。
このようにChatGPTは文章を作り出すことは得意で、要件を伝えればほぼそのまま使えるプログラムを代わりに書くこともできます。
しかしChatGPTは調査やリサーチといった分野は苦手なようで、間違った情報を自信満々に回答することがあります。
たとえば、以下の回答は一部は正しいものの間違った内容が含まれており、使う人間が回答が正しいかどうかの判断はしないといけません。
ということで、話題のChatGPTのビジネスでの使い道について考えてみました。
Stable Diffusionのような画像生成AIも含め、2023年はジェネレーティブAI(文章や画像など何かを作り出すAI)元年と呼ばれる年になるかもしれません。
私達も新しい技術をどう活用できるのか考え、お客様に様々な価値を提供できるようにがんばります。
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