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【インターネット速度改善 part2】え?意外と見落としてる?

皆様こんにちは、ITアドバイザーのたっくんです。

 

だんだんと季節が進んで、気が付けばもう11月目前ですね。

 

近年の日本では

 

「四季が感じられなくなった」とか

「亜熱帯の気候に近くなった」とか

「春と秋が短くなった・なくなった」などなど

 

毎年様々な気候変動に悩まされるようになってしまいました。

 

個人的には、気温的にも湿度的にも春と秋が最適なので

お昼寝にぴったりな季節じゃないですか?一年間ずっと春と秋で良いんですけど・・・

さて、年中オーストラリアの木にぶら下がってる事がお似合いなたっくんですが

今回は【インターネットの速度改善part2】という事で

前回に引き続きまして、環境や機械を見直す事で
インターネットの速度を正常な状態に戻そう!という企画です。

・YOUTUBEなどの動画を快適に閲覧したい。
・会社やご自宅で複数の人が同時にネットを使っても快適に使いたい。
・オンラインゲームで簡単にマウントを取りたい。

など、困っている方がおられましたら、是非一度ご自身の環境を再確認してみてください。

ルーター編

まず最初に確認する機器は、インターネット環境には必須機器であるルーターです。
インターネットの速度が出ない場合、まずルーターを再起動する事が鉄則です。

ルーターもPCと同じくファームウェアが搭載されております。

ルーターは長時間電源をつけっぱなしで利用しますので
内部エラーが起き、一時的にインターネットの速度が遅くなっている事が多々あります。

その場合は、ルーターを再起動する事で簡単に問題を解決できます。

また、ルーター自体が古い場合
最新のルーターに買い替える事で、インターネット速度が改善する事も多々あります。

これは、古いルーターを利用している場合
そのルーターの通信性能が【最大300mbps】であった場合

光回線でインターネット(最大1Gbps)を契約していたとしても
ルーターの通信規格によって、最大300mbpsまでしか速度が出せないという事になります。

また、ルーターが古いという事は、複数の端末を同時に処理できる性能も低い場合が多く
インターネットを同時に利用する台数が多ければ多いほど、1台当たりの通信速度が低下致します。

ルーターは、出来れば最新モデルを使いましょう。
また定期的に再起動も行うようにしましょう。

ハブ

皆様が意外と見落とすポイントのひとつが、このハブ(スイッチングハブ)です。

ハブとは、1本のLANケーブルを複数のLANケーブルに分配する為のシンプル装置です。

ハブの多くは、ファームウェア等は搭載されておりませんので
一度電源を入れたあとは、大半の方が「電源を入れ直す」という事はしていないと思います。

しかし、このハブも電源を入れ直す事で、インターネットの速度を大幅に改善する事が出来ます。

電源をOFFにして、ONにするだけ。
ハブもルーター同様、定期的に再起動をしてあげましょう。

また、ハブにも通信規格が存在致します。

古いハブの場合、最大通信速度が低いモデルの場合がありますので
その場合は、最新の1Gbpsが使えるモデルに買い替えましょう。

LANケーブル

一度買ったら、ほとんど見直すことが無い物。
その代表格がこのLANケーブルですが、LANケーブルにも通信規格が存在致します。

会社や事務所の場合、入居時に設備として導入されますので
初回に設置してから10年が経過している・・・なんて事も良くあります。

その場合、当時の企画は「カテゴリー5」という規格のLANケーブルが主流でした。

さて、一度LANケーブルの規格を調べてみましょう。

LANケーブルには様々な通信規格があります。

現在では、一番通信速度が速いのは、カテゴリー8(CAT8)という規格で
最大通信速度としては、なんと40Gbps!!

さすがにオーバースペックな印象もありますが・・・

そして、一番古い規格の部類に入るカテゴリー5(CAT5)では
最大通信速度は100Mbpsしかありません。
 

この最大通信速度は、あくまで理論値です。
よって、最大通信速度めいっぱいまで速度が出るのは
ローカルネットワーク内での話に限定されます。

カテゴリー5(CAT5)は、そのローカルネットワーク内ですら
最大100Mbpsしか出ないんです。

また、これがインターネット通信ともなると
この最大通信速度の8割以下くらいになってしまいます。

ということは
例えばインターネットの速度が、実際は800Mbps出ているとします。

しかし、途中の経路にカテゴリー5のLANケーブルが入っていると
そのあとに接続されている端末では、最大でも80Mbps程度しか出ない事になります。

現在では、このカテゴリーの数字が上がるほど
高性能なLANケーブルという事になりますが、比例して価格も高くなります。

一般のご家庭や通常のofficeなどでは、カテゴリー6A・7を選定していただくと
コストとのバランスも優れているかと思います。
 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
前回に引き続きまして今回も「インターネットの速度を改善」というテーマで
ブログを書いてみました。

光ケーブルによる高速なインターネットが普及した現在では
プロバイダーのサービス品質以外にも、このような機器環境を見直す事で
劇的に速度を改善させる事が出来ます。

・ルーターを最新モデルにする
・ルーターを定期的に再起動する(1回/週)
・ハブを最新モデルにする
・ハブを定期的に再起動する(1回/週)
・LANケーブルをCAT6 or CAT7にする

これらを全て試しても速度が改善しない。
もしそうであれば、その時はプロバイダーを変更する事を検討してください。

逆に言いますと、最低限これらの環境を整えてインターネットをお使いいただくことを
オススメ致します。

そして何かご不明点がありましたら、たっくんのご指名をお待ち申し上げております。
きっとご満足していただけますよ?

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