株式会社グローバルゲート公式ブログ
今年は全国的によく雪が降りますね。寒い、寒い。腹が立つほど寒い。。。
もう2月下旬なのに、一体いつになったら暖かくなるんだろうと天気予報を見ると、どうやら今日から暖かくなるそうで。
やっと、2桁の最高気温が続いてるのを見て、ホッとしています。
かつて、スキー部だった私。
今更ながら、なんでスキーをやろうと思ったのか謎。昔から寒いのは大嫌いだったのに…。
遠出できないので、またも奈良県ネタで申し訳ないのですが、先日運転していたら、交差点で難読地名に遭遇。
「蛇穴」
さて、これ、なんと読むでしょう。
正解は「さらぎ」
「へびあな」かぁ~、この辺りは蛇が多いんだろうな~、蛇が出てきたら嫌だな。
と思いつつ、蛇穴の下のローマ字に釘付け!
「SARAGI」
サラギ え? さらぎ?! 思わず3度見。
蛇を「さ」と読むのか、蛇を「さら」と読むのか、穴を「らぎ」と読むのか、穴を「ぎ」と読むのか??
「へび・じゃ」 に、かすりもしない、「さ」「さら」
「あな・けつ」 に、かすりもしない、「らぎ」「ぎ」
なんで、これをサラギと読むの…。
気になりすぎて、近くのローソンに車を停めて、思わずググってしまいました。
以前は「さらけ」「さらげ」と発音したそうです?
いや、「ぎ」が「け」or「げ」に変わっただけで、蛇穴の解決になってませんね…。
「蛇穴」の元になった言葉は「新来(さらき)」で、新しく移り来たという意味。
何が新しく移り来たのかと言うと、欽明天皇の時代に、百済から伝わった仏像の事だそうで、このあたりに安置されたらしいです。
では、地名も「新来」でよさそうなもんですが、蛇が地面に潜るためにつくる穴も「さらき」と言うので「蛇穴」の漢字が当てられたんだとか。
「さらき」が訛って、「さらけ」になり、「さらげ」になり、「さらぎ」となった…。
いや~、奥深い。
奈良ならではですが、欽明天皇が、地名に関わってたりしますからね~、1500年も前の話ですよ。
難読地名にハマると、奥深すぎて沼。
蛇穴だけで驚いていてはいけない、まだまだあるんです。
市町村の名前も、難読だらけ。
・御所(ごせ)市:「ごしょ」って読んでしまいますよね、京都は御所(ごしょ)ですから。
・平群(へぐり)町:「ひらぐん」と読まれがち。この地方にいた豪族「平群氏」が由来。日本書紀にも記載されています。
・斑鳩(いかるが)町:平群のお隣「斑鳩町」、斑鳩(鵤とも書く)イカルという鳥が群をなしていたため、斑鳩となったらしいです。
斑(まだら)鳩(はと)と書く「イカル」ですが、見た目は鳩より文鳥っぽい。
・野迫川(のせがわ)村 :野川組(現在の野迫川村北部)の「野」、迫組(南西部)の「追」、川並組(中東部)の「川」の、頭文字を合体。
迫組を「せぐみ」と呼んでいたのか、元は「おいぐみ」だったのかわかりませんが、「のおいがわ村」は言いにくいので「のせがわ」になったのかも。
ちなみに、野迫川村は日本一人口が少ない自治体です(離島は除く)
はい、ではあと20問。まずは説いてみてください。
奈良県民以外で半分以上読めたら、先祖に奈良県の血が入ってる可能性高いですね。
1.海拓榴市
2.吉隠
3. 内侍原町
4.多武峰
5.阿字万字町
6.上総
7.前栽
8.櫟本
9.京終
10.今国府
11.平城山
12. 西包永町
13.山陵
14.生琉里町
15.賀名生
16.五百家
17.忍海
18.十六面
19.奉膳
20.生子町
さて、正解はこちら。
1.海拓榴市=つばいち
2.吉隠=よなばり
3.内侍原町=なしはらちょう
4.多武峰=とうのみね
5.阿字万字町=あぜまめちょう
6.上総=かんさ
7.前栽=せんざい
8.櫟本=いちのもと
9.京終=きょうばて
10.今国府=いまご
11.平城山=ならやま
12. 西包永町=にしかねながちょう
13.山陵=みささぎ
14.生琉里町=ふるさとちょう
15.賀名生=あのう
16.五百家=いうか
17.忍海=おしみ
18.十六面=じゅうろくせん
19.奉膳=ぶんぜ
20.生子町=おぶすちょう
いかがでしたか?私は13問正解。普通に読めたのではなく、その地名を知っていただけなんですが。
覚えたいけどなかなか覚えられないわ!という方、奈良交通が「難読バス停トランプ」を発売してるので、トランプをしながら覚えるも良し!
難読地名の読み方だけではなく、歴史も一緒に調べると面白いですね。
暖かくなって来ましたので、ホームページも更新してくださいね?!
webchangerで、らくらくホームページ更新を。お問い合わせお待ちしております。
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