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陶器まつりに行ってきました

こんにちは。グローバルゲートのナミーです。 
未だに衣替えをせず、薄手の長袖で過ごしています。靴下もなんとなく暑い…、10月末ですよ、もう。 
寒いのが苦手な私でも、さすがに心配になる暖かさ。
それでも、お米は実り、コスモスは咲いて、着実に秋は来ているんですよね。
植物のおかげで秋を知れる、そんな今秋です。
 

秋になると、あちらこちらで芸術祭が開催されているので、どこに行こうか迷ってしまうんですが、迷いすぎて、今秋はまだ2つしか行けてなくて…。
その代わりと言いますか、陶器祭りに行ってきました。 

陶器と言えばどこが有名?
関西圏であれば、滋賀の信楽焼や京都の清水焼、兵庫の丹波焼、三重の伊賀焼・萬古焼きが有名ですが、陶器のことを「せともの」と言うのですから、やっぱり瀬戸焼が一番有名なのかな?
ちなみに、古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く窯を「日本六古窯」と言い、越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前焼が該当します。
あ~、常滑、良いよねぇ~。やきものの散歩道は前にも行ったことがあるけれど、とても風情のある素敵な町でした。
今回は、陶器探しと町観光の両方を楽しめる「常滑焼まつり」に行きましょう!

10月第1週・土日。
常滑焼まつり初日、陶器好き2人に同行いただきまして、早起きして、高速道路をビュ~ンと2時間半、常滑焼まつりのメイン会場「ボートレースとこなめ」に到着。
掘り出し物がほしいなら、初日に行くのが正解です!

陶器と縁もゆかりも無いボートレース場を会場にするって、面白いですよね。 
初めて競艇場に入ったので、レース場の大きさにびっくりしました。
ほ~、ボートレースやりたくなった!(観戦ではなくボートに乗る側で)

陶器販売がメインではありますが、常滑市のPRが全部詰め込まれていて、陶器以外のブースもたくさん。 
中部国際空港(セントレア)が近いので、航空会社のブースや、地元企業、近辺都市の観光協会、地元酒造メーカーや食品店のブース、消防車や自衛隊まで。
地元の学校の陶芸クラブの作品販売もあり、常滑焼がいかに地元の宝なのかがわかりますよね。 
  
常滑焼と言えば、片手の急須が有名(↓参考イメージ)

ほぼ右利き用のものしかないので、左利きの私には使えない…。
左手でハンドルを持ってしまうと、手首を逆向きに倒さないと、注げないわけです。かといって、右手で持っては、ぎこちなくて注げない。
この不便さ、右利きの人にはわからないだろうな。左手用ももう少し種類が増えるといいのにな。

ほしい食器もいろいろあったのですが、ついつい陶器祭に行くもんだから、食器棚がもうパンパン。
棚の奥のお皿はほぼ使ってなくて(良いお皿もあるのに、結局めんどくさくて手前に置いてるお皿を使ってしまう)、「買ってもどこにしまうの?」問題と、「こんなおしゃれなお皿に似合う料理を作れるのか?」問題が同時に発生し、今回はお皿は諦めました。
代わりに…というか、おそらく急須つながりで売っていた水出し茶ができる瓶(フィルターインボトル)を購入。
陶器でもなく耐熱ガラスのHARIOの製品ですがw(単純に欲しかったので…)

いやいや、重くなっても大丈夫なように車で来たのに、こんなんだけで帰るはずないよね。
陶器といっても食器だけではないのです。
ほら、最近ハマっているものが他にもあるでしょ、はい、多肉ちゃんです。多肉ちゃんのための鉢です。あれも陶器。
へへ、2つ買いました、大きめの鉢。寄せ植えできそうなサイズ。
常滑焼じゃなさそうな気がしますが(メイド・イン・中国かもしれない…)、近所で売ってるのを見かけたことがないので、まぁいいとしましょう。 

作家さんのブースは、おしゃれすぎるお皿や置物、コップ、花器等、それぞれの個性が爆発した作品がたくさん並んでいました。
おしゃれだなぁ、昭和の食器とは大違い。センス&デザインって、本当に大事。
おしゃれなものがあるだけで、その周りが華やぐんですよね。

↑暑かったので、外のブースだった作家さんは大変、見る側もできるだけテント内に入ろうとしてるけど、陶器だから当たって割っても怖いしね。

会場内、いかにもVIP専用の警備の方がいっぱいいらしたので、誰だろうと思ってたんですが、結局会えず。
後で調べてみたら、大村知事が視察に来られてたみたいです。
やっぱり常滑焼まつりは、愛知県としても一大イベントなんですね。

ボートレース会場は満喫したので、やきもの散歩道会場に移動しようと思ったのですが…
ボートレース会場から微妙に離れていて、シャトルバスの時間も合わず、今から歩いて行ったら30分ぐらいしか散策できなくなるので、花火に専念することに。
(※ちなみに、上にある巨大猫ちゃんの写真は、やきもの散歩道にいる「とこにゃん」です。今回は会えなかったのですが、2年前にご対面した時の写真。とこにゃんの前に座る2匹のにゃんこ(陶器)が可愛いでしょ。)

花火のベストポジションを地元の人に教えていただいて、花火が打ちあがる最初の「ポンッ」が聞こえるところで、鑑賞できました。

45分間、連打連打で、わ~わ~声をあげっぱなし。
最近の花火は本当に色鮮やかで、キラキラしたり、枝垂れたり、色が変わったり。
夏の終わり(10月ですがまだ暑いので…)に、残音に酔える花火を堪能できて、幸せでした。


さて、常滑焼まつりから、1週間。
飽きもせず、今度は岐阜県多治見駅に降り立った私。
今回は、陶器好きでもない旅仲間(関東の友)に「多治見でなんか陶器のお祭りあるみたいなんで、岐阜辺りを旅しませんか」とざっくりなお誘いをして、巻き込みました。

岐阜県・東濃地方の3市(多治見市・土岐市・瑞浪市)は、美濃焼の産地。
日本の陶磁器生産量の60%以上を誇る、陶器好きには聖地と言って良い地域です。
60%以上ってすごいでしょ、全国に焼物の産地があるにも関わらず、何度も言いますが、この地方だけで60%以上って!!

多治見駅前から、美濃焼祭が始まります。
人間国宝さんの作品を含む、お椀の展示の仕方が美しい~。

転写絵付けのコーナーで、陶器マグネットを作り、イベント屋台で多治見焼きそばを食べ、それなりに満喫してから、シャトルバスで多治見美濃焼卸売センターで開催中の「たじみ陶器まつり」へ。

到着してびっくり、常滑焼まつりとは規模が違う!めちゃくちゃ広い。
全部のブースをゆっくり見ようと思ったら、午後からのんびり来てたのでは間に合わないですね。
その前に、全部のブースをくまなく見る体力もないですが。 

テントブースと、卸売倉庫の中でも販売していて、とりあえずお気に入りの器があるか見て回ろうと思って歩き始めたけれど、店舗が多すぎて、途中でどこにほしいものがあったのか忘れてしまった…。もう一度探し出す気力なし…。
袋詰め放題1000円の陶器類とか、かっこいい大皿とか、車だったら買っていたかもしれないので、電車で来て良かったかも。

それぞれ好きなものを見て回って、おまつり広場で待ち合わせにして、しばし休憩。
飲食店もいろいろと出店していたので、恵那峡ワイナリーの赤ワインをいただきました。
今回は、厳選に厳選を重ね、お茶碗とミルクビッチャーを購入。

お茶碗は、足元の金色と青の濃淡が気に入りました。
ちなみに、お茶碗500円、ミルクビッチャー100円!やっす~~~~!!!!

本日はこれにて終了。
美濃焼祭は、大きく分けて6地区あるので、明日に持ち越しです。


次の日。
多治見駅から徒歩15分程の「織部ストリート」を散策。スタンプラリーイベントもあったので、スタンプを求め、いろんなお店を見て歩きました。
販売の仕方が美しいお店がいっぱい。 

で、また素敵なお茶碗を見つけて買ってしまい(毎食違うお茶碗でご飯を食べようか…)、豆皿も買ってしまい…。
着実に荷物を増やしている…。
さらに、スタンプラリーをコンプリートし、美濃焼の豆器をいただきました(^_^;)

お買い物はこれぐらいにして、ギャラリーにて、国際陶磁器展美濃受賞者の作品を鑑賞。

どうやってこの形を作るの?とか、全部くっついてるけど、どんな釜で焼いてるの?とか、次々疑問が浮かんできて、作品の奥深さを感じました。

 次は、一応美濃焼祭の1つ、多治見モザイクタイルミュージアムへ。
美濃焼祭の一部になっていますが、ここはいつでもopenしているので、この時期でなくても入場可能です。
タイルが見たいと言うより、ここを訪れる半数以上は、建築見たさではないでしょうか。 

藤森照信氏による建築で、なんとなく見たことあるような?と感じた関西人は、きっと滋賀県のラコリーナ近江八幡(和菓子のたねや&クラブハリエの建物)の建築を思い出したのでは?あの建物も、藤森さんの建築です。

中は4階建てで、奥行きはそれほどないため、細長い建物です。
4階の天井は吹き抜け部分があり、青空と光が存分に当たって美しい~。


これで、陶器三昧(2週連続)も終了。美濃焼祭は、まだまだ見るべき会場が残っていましたが、また来年にでも。
もしくは、11月まで、国際陶磁器フェスティバル2024が開催されているので、また来ちゃうかも。

旅に出て、いろいろパンフレットをもらうと、また来たくなってしまうループ。
多治見近郊のパンフレットだけで、この量。

パンフレットの情報が古くなる前に、また訪れましょう~。


パンフレットを集めると、見やすいデザインもあれば、文字ばっかりの何が言いたいのかわからないものもあり、情報の発信って難しいな、と思います。
誰に向けてのアピールなのかを間違うと、全然伝わらない。
ホームページも同じですね。
例えば病院のサイトが、黒くておしゃれフォントで、イキった写真が多めのサイトだったら…、この病院に行って大丈夫だろうか?と不安になる。
でも、同じデザインで、高級ファッションブランドのサイトだったら、、、さすがブランドサイトだね、となる。
皆さんのホームページは、ターゲットに向けてきちんと情報発信できていますか?
グローバルゲートでは、プロのデザイナーがホームページを作成し、webchangerを使ってご自身で簡単に更新できるサイトをご提案しております。
そろそろサイトを見直したいとお考えの皆様、ご相談お待ちしております。

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